こだわり08

できるだけ
神経を抜かずに保存するMTA治療

歯を削る量を最小限に抑える

将来の健康と歯の寿命を考えた
神経を抜かない治療法
歯の神経の近くまで虫歯が進んでしまったができれば神経を取りたくない、歯の根の治療をしているがいつまでも治らないなど歯の治療で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。実はMTAセメントという効果的な最新の治療法があるのです。もちろんすべての歯を治せる万能薬ではありませんが、多くの治療で効果を発揮しています。

MTAセメントのメリット

*

最大の利点は、MTAセメントの強い殺菌作用と硬組織形成作用、体に優しい生体親和性にあります。
歯の根の治療(根管治療)はその歯の状態により治療困難な場合がしばしばあります。MTAセメントは強アルカリ性により虫歯を殺菌します。これにより、虫歯がより内部に進もうとする動きを抑えることが出来ます。また、虫歯でダメージを受けた象牙質を再度、作り出す作用がありますので、歯の神経を虫歯菌から保護しやすくなります。そして高い封鎖性で隙間がほとんどないため、一旦固まってしまえば、新たに虫歯菌が侵入しにくいという利点もあります。
ある程度まで虫歯を削り、象牙細管内の虫歯菌をMTAセメントで殺菌することにより、歯の神経を残すことができます。通常であれば神経を取らないとならない歯であっても、このMTAセメントを使用することで神経を保存することが可能になるケースが増えてきました。

MTAセメントの使用例

  • 1

    歯の神経がまだ生きている虫歯
    歯の神経がしっかりしていると判断出来る状態の虫歯の場合、このMTAセメントを詰めることで、歯の神経を残しつつ虫歯を治すことが出来ます。

    1

  • 2

    冷たいものだけでなく、
    温かいものにも痛みを感じる虫歯
    温かいものにも痛みを感じるようになり始めたら、歯の神経のところまで虫歯が進行していることを示しています。温かいものに痛みを感じ始めた頃であれば、MTAセメントを使えば歯の神経を残して、虫歯を治療することが出来ます。

    1

  • 3

    虫歯を削ったところ、
    神経のあたりから出血してくる虫歯
    虫歯を削っていき、歯の神経が露出してきた際に、そこから出血してきた場合、これは歯の内部の状態がしっかりと保たれている、虫歯菌に免疫力が抵抗している状態を示しています。
    このような、歯の内部の状態が比較的健全と判断出来る虫歯の場合は、歯の神経を取り除かなくても、MTAセメントを詰めることで虫歯の治療ができます。

    1

  • 4

    穴が空いたりひびの入った歯
    歯の治療を何度も繰り返していると歯は薄くなり、穴が空いたりひびが入ってしまうことがあります。MTAセメントで埋めることによって細菌の侵入を防ぎ、歯の寿命を延ばすことができます。

    1

MTA治療の症例
  • 1

    2次カリエスで詰め物を外して治療してみると…

  • 1

    神経が
    見えています

  • 1

    MTAセメントで
    保護します

治療上の注意点

現在MTAセメントは神経を保護する薬として認可されています。しかし、保険診療内の治療薬剤とは認められておらず、MTAセメント自体1g数万円と高価な材料のため使用する時は保険診療外になります。
MTAセメントを使ったとしても術後の経過により、神経を除去しなくてはならないこともありますので、あらかじめご了承ください。

ページの先頭へ戻る