52歳 男性
右上第1大臼歯を重度の歯周病で喪失したため骨レベルが大きく下がっている。このままインプラントを埋入してしまうと清掃性に問題が出るため移植骨と非吸収性メンブレンを使用し垂直的骨増生を行なった。

術前

術後

歯周病により骨吸収が顕明

抜歯後6ヶ月

このままインプラント埋入すると深すぎるため清掃不良になりやすい

骨増生を行い平坦な骨にすると清掃性が良くなる

レイマスから自家骨を採取し、Bio-ossと混合し移植。吸収性メンブレンをピンで固定しソーセージテクニックで骨増生を図った

垂直的な骨の高さを増すためにメンブレンをピンで固定して骨移植

8ヶ月後、垂直的に骨が増生されている

十分な骨が増生出来ていたので適正な深度でインプラントを埋入。

2次手術、インプラント周囲の角化歯肉が不足しているため、口蓋から角化歯肉を移植

最終補綴装置装着

デンタルX線画像。骨が平坦化されて清掃性は良好である。