Caseインプラント治療と矯正治療を併用した症例

治療内容

37歳 女性

右上の前歯が歯根の破折により抜歯となり、同部のインプラント治療を希望されました。また患者様は以前からその歯が前突していることが気になっていたとのことで、合わせて改善を希望されました。根本的な原因として右下の対向している歯が歯列不正により前突していることが考えられます。このままの状態では見た目に満足ができ、長持ちもできるインプラント治療は困難考えました。また咬み合わせの不良(アンテリアガイダンス不良)により、臼歯への負担が大きくなっていることも考慮し、審美的及び機能性に安定した状態を得るためにインプラント治療と併せて全顎的な矯正治療を行う計画を立てました。

  • 担当医:鈴木直樹
  • 治療期間:1年4ヶ月(矯正治療)
  • 費用の目安:矯正治療にかかる費用 ¥650,000+税(途調整料、経過観察料別途)インプラント ¥800,000+税 補綴 ¥320,000+税
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    術前

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    術後

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Process

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治療のリスクや副作用など
●インプラント治療におけるリスク、副作用など
①インプラント治療は保険適用外です
②インプラント治療は外科を伴う治療あり治癒に要する期間やインプラントが骨に結合する
 期間、上部構造の調整など治療開始〜終了に至るまで来院回数や治療期間を必要とします
③喫煙者、糖尿病、口腔内衛生状態が悪い場合やあごの骨の量が足りない場合は事前に生活
 習慣の改善や治療が必要になります
④血圧の状態、心臓の疾患、骨粗鬆症などの方は、内科的側面からインプラント治療に適さ
 ない場合があります
⑤お身体の状態や細菌感染によって、インプラントと骨が結合しない場合があります
⑥術後に出血、内出血、疼痛、炎症、歯肉腫脹、違和感を生じることがあります
⑦術後に稀に神経、血管の損傷、知覚鈍麻を起こすことがあります
⑧術中に稀に上顎洞膜が破れる可能性があります
⑨外科を伴う場合は治療期間が長くなります
⑩術後に上部構造の破損、インプラント本体破損・脱離が起きる場合があります
⑪治療後口腔内衛生状態が悪いとインプラント周囲炎を引き起こす場合があるので定期検診
 が必要です

●矯正治療におけるリスク、副作用など
①個人差はありますが、治療後数日〜数週間の間痛み・疼き・冷水痛・不快感を感じることがあります
②治療中は口腔内の衛生環境低下に伴う虫歯、歯周炎になるリスクがあります
③矯正装置により、金属アレルギー症状が起きる場合があります
④歯を動かすことにより歯肉退縮や極稀に歯根吸収を生じる場合があります
⑤矯正治療後は、後戻りを防止する装置(保定装置)を使用して頂きます

治療症例一覧

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